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2018-06-22

狭さをどう工夫する?

リビング

みなさんが住まいの不満を考えるとき、「狭い」というのは結構順位が高いのではないでしょうか。「うちは狭いから仕方ない・・・」とあきらめてはいませんか?

もちろん、土地や空間の広さには限りがあります。でもだからといって「仕方がない」とあきらめるしかないのでしょうか?

反対に充分な広ささえあれば住みやすい家になるのでしょうか?ただ広いだけの家より、狭くてもいろいろな気配りや工夫のある家の方が「いい家」になる可能性は高いはずなのです。

今回は、そんな「狭くても快適に暮らす家づくり」についてご紹介いたします。

 

・空間を無駄なく使う

限られた空間を有効に使うには、空いているスペースを無駄なく使うというのがひとつにあります。もちろんぎゅうぎゅうに利用すればいいというわけではありませんが、空いているスペースを上手に利用するのは有効な方法です。

 

・共有スペースを考える

1人1人の個室を充分に確保すると考えるより、例えば、机と椅子をおいたワークコーナー。

昼は母の家事コーナー、夜は父の書斎コーナーなど時間帯によって使い分けることができれば空間は1つでも2人それぞれのスペースを実現することが可能になります。

1つのスペースに複数の役割をもたせるというのは狭さを解消するのに、とても大切な考え方です。

 

・収納を考える (必要なものを振り返る)

「家のなかをすっきりさせたいので、収納スペースはたくさん欲しい」とおっしゃる方は多数派です。

確かに、収納スペースは大切です。でも何年も見たことのないもの、本当は必要ではないもののために、限られたスペースを費やすというのはどうでしょう?

それは「物を大切にしている」というよりは、「スペースを無駄にしている」ということにはなりませんか?日本人が持っている物品量は欧米に比べると3割程多いという話を聞いたこともあります。

もう一度自分の持ち物を振り返り、本当に必要なものなのか、スペースを無駄遣いすることにはならないか、バランスを考えてみてください。

 

・優先順位は何なのか

空間が限られていればいるほど、本当に必要なもの・一番大切にしたい部屋など優先順位を考える必要があります。

自分や家族のライフスタイルを振り返り、優先順位を決めていくことで無駄な空間を削ぎ落とし自分の欲しい空間に割り当てるということが可能になります。

そういったメリハリをつけることが快適で使いやすい住まいへとつながりますし、個性にもつながります。

「普通はこのくらいの広さ」「普通はある」という考えに惑わされて中途半端に空間を使ってしまうのは勿体ないことですよね。優先順位や自分の生活をしっかり把握すれば、限られた空間を有効に使うことができるはずです。

 

・狭さを感じさせない意識の工夫

住まいづくりのなかで「回遊性」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。家のなかをぐるぐる回れる動線、間取りになっているものに使います。

行き止まりのない動線、いくつかの道順の選択肢がある楽しさ、自由に動き回れるということは狭いという感覚の解消につながっていきますし、各部屋を移動スペースとして使うことができれば廊下のスペースを省くこともできるかもしれません。

楽しく住まう例として「様々なシーン」を作るということも考えられます。

そこから見える景色の違いや雰囲気の違う居場所などは様々な表情を見せてくれます。同じ家にいてもいろいろな楽しみ方、感じ方があれば、狭さなんて気にならなくなるかもしれません。

 

その他にも「外部を上手に取り込む」工夫や「仕切り方」の工夫なども大きく影響してきます。

またスキップフロアや吹き抜けなども狭さを解消する手段のひとつになります。

 

動線を考える

考え抜かれた動線は無駄を省きます。

立体として考える

広さの感覚は平面だけではありません。

目に入るものを意識する

見通せる部分、抜けをつくることは狭さを感じさせない工夫です。

 

空間に余裕がないからこその「考え抜かれ洗練された家」「余分なものののない潔い家」。狭さを逆手にとってそんな住まいづくりを目指してみませんか?

悪条件と思っていた「狭さ」は、個性を生みだすための好条件に変わるかもしれません。狭さに負けないで!個性溢れる自分たちだけの住まいを手に入れましょう。

2018-06-08

すっきり、使いやすく!

トイレットペーパーや掃除用具など、かさばる物が多いトイレ。これらをトイレに収納する場所がないと毎回違う部屋に取りに行くことになってしまい大変面倒です。限られた空間でも上手に収納スペースを作るとオシャレで快適なトイレに変身します。今回は、トイレの収納の様々なアイデアをご紹介いたします。

 

使いやすいトイレ収納のポイント

トイレの収納は清潔感を感じさせるようにスッキリとシンプルに見せるのがポイントとなります。

そのためにまずはトイレに収納するものを確認しましょう。トイレで使わないものは収納しません。余計なものは置かないようにします。

トイレで使うものといえば、掃除道具、トイレットペーパー、生理用品、タオルなどですよね。これらそれぞれの収納場所をチェックします。

収納場所に収納したいものがすべて収まればスッキリしますが、収納がなかったり、足りなかったりする場合は工夫して収納スペースを作ってみましょう。

 

トイレのサイドに収納を置く

トイレのサイドに引き出しや扉が付いている収納ストッカーを使うとトイレットペーパーなどごちゃごちゃしたものを目に見えない形で収納することが可能になりますので、スッキリとします。

場所を取らないトイレ専用の収納は高さもちょうどよく、使う時に座ったまま必要なものを取り出すことができて非常に便利です。

 

突っ張り棚で収納スペースを作る

突っ張り棚の取り付けは狭いスペースのトイレにとても適しています。

突っ張り棚は壁を傷つけずに簡単に取り付けることができるので、手軽に収納スペースを作ることが出来るのでオススメです。

しかし、突っ張り棚を設置してもトイレットペーパーなどのトイレ用品をそのまま置いただけではどうしても散らかって見えてしまいます。

そのため、棚にカフェカーテンをつけたり、バスケットや箱に入れて置いたりすると、すっきりとおしゃれに収納できます。

 

トイレに取り付けるラックなどを使う

トイレに取り付けるラックはトイレの形にあわせてすっぽりはめることができるトイレ専用の収納です。

床にスペースがなくても使うことができてとても便利です。バスケットやきれいな入れ物をあわせて使うとオシャレな雰囲気になります。

 

 

リフォームの際には、収納棚が付いているタイプのトイレがあります。

タンクと収納一体型のものは、収納スペースもあり、タンクも隠せるのでトイレをすっきりとおしゃれな空間にしたい方には人気となっています。

狭いトイレでもスペースを有効活用して上手に収納すればオシャレで使い勝手がよくなります。ぜひ一度ご自宅のトイレを見直して、収納アイデアを実践してみてくださいね。

2018-05-25

キッチンリフォームの注意点

毎日使うキッチンのリフォームは、絶対に失敗したくないリフォームの一つです。

お客様からご相談いただいた「キッチンリフォームのよくある失敗」の中には、事前に注意しておけば防ぐことのできるケースが多数あります。

「こんなはずじゃなかった」と後悔することがないよう、今回は、実際のリフォームで気を付けるべきポイントをご紹介いたします。

 

 

よくあるキッチンリフォームの失敗例

 

不便を解消するはずのリフォームが、事前に調べなかったことで失敗してしまうことも多々あります。

実際にある「こんなはずじゃなかった…」となってしまったリフォーム失敗例をご紹介いたします。

以下のようにならないように、気をつけるようにしましょう。

 

失敗例 <対面キッチンやL字キッチンにしたら、スペースが狭くなった>

 

壁付けのオープンキッチンから、キッチンタイプを変更したときによく起きる失敗例です。

もともと壁付けオープンタイプ用に作られた部屋の間取りに、対面やL字のようなスペースを多く取られるキッチンタイプを設置することになるため、どうしても狭いところに無理やり押し込む間取りになりがちです。

L字キッチンは意外と活用できていない無駄なスペース(デッドスペース)が多く、上手に利用しないとかえって調理スペースが狭くなることもあります。

流行のアイランドキッチンも、汚れ物がすべて丸見えになってしまい、実際に使ってみたら不便だったという人もいます。

 

失敗例 <ゴミ置場の場所を確保していなかった>

 

食器棚や冷蔵庫などはリフォーム後に配置しようと考えていたが、「ゴミ箱のことをすっかり忘れていた!」という失敗例です。

こちらも非常によくあるケースですので、注意するようにしてください。

 

失敗例 <食洗機や床下収納、設置したのに使わなくなった>

 

便利だと思って充実させた設備も、そんなに利用しなかったという失敗例です。

食洗機は便利に思えて取り付けるのですが、家族の人数が少なかったりすると、実際は食器も手洗いで済ませてしまうことが多いようです。

床下収納についても、頻繁に使うものを入れておくのは、かえって開け閉めが面倒になってしまいます。

奥に入れたものを使い忘れていたら、消費期限の切れた死蔵品置き場になっていたなんてこともありますので注意が必要です。

 

失敗例 <予算を削ってしまい、納得のできないキッチンができてしまった>

 

予算を気にしているうちに、思い描いていたリフォームから遠のいてしまい、満足度の低いキッチンになってしまった失敗例です。

 

失敗例 <キッチンの高さが自分の身の丈とあっていない>

 

調理台やカウンターの高さと、自分の身長とのバランスを考えていなかったために、調理のしづらいキッチンになってしまった失敗例です。

 

失敗例 <発注したリフォーム内容と違うものができてしまった!>

 

リフォームの失敗で多いのが、工事の失敗よりも業者との認識の齟齬による失敗例です。

 

リフォームを失敗しないためにも、キッチンリフォーム後の生活を実際に想像しながら、リフォームしたい箇所の優先順位を明確にすることが非常に大切になります。

間取り、配置、必要なものかどうかなど、リフォーム前によく考えることで失敗を防ぐことが可能になります。

 

キッチンリフォームで失敗しないための注意点

キッチンのリフォームを検討するうえで大切な「キッチンリフォームの注意点」をご紹介いたします。

 

注意点 <キッチンタイプや間取りを変更する時は、実際の暮らしをよく想像して計画>

 

・調理スペースは幅50cm以上を確保し、使い勝手の良いキッチンに。(料理好きや人数が多い家庭は、さらに広めの調理スペースを意識する)

・通路幅(1人利用の場合)=90cm~110cm、(2人利用の場合)=120cm以上を確保

・調理の流れを意識した配置と、キッチン内の動線を意識して配置。目安として、コンロ、シンク、冷蔵庫の3点を結ぶ三角形の辺の合計が510cmだと快適な作業が出来る配置。

・キッチンからダイニングまでの動線、各種スイッチ類までの動線など、キッチンから他のスペースへ移動するときの動線も意識。

 

注意点 <既存のキッチンで使っている家具、家電、ゴミ箱などは、サイズを測ってリフォーム前に設置場所を考えておく>

 

・ゴミ箱のスペースを考えるときは、分別用のゴミ箱スペースも忘れずに作る。

・家具類や冷蔵庫は、将来、買い替えで大きなサイズのものに変更するときのことを考え、余裕をもって確保する。

・キッチンや家具類の配置が変わるとキッチン内に入る自然光の量が変わることがあるため、暗すぎたり、日光が強すぎたりしないか確認しておく。

 

注意点 <キッチンの設備は本当に利用するかどうかを考えて取り付ける>

 

・ビルトインタイプの食洗機やレンジなどは、設置も修理時も費用が高額になりがちです。耐久年数も10年が目安となることが多いため、使うかどうかわからない設備の場合は、据え置きタイプの設備にするのも一つの方法だといえます。

・食洗機は家族が3人以上の家庭で使うことが多いため、家族構成、自分が高齢になったときに利用するかどうかもあわせて検討しておくと良いでしょう。

 

注意点 <リフォームで「実現したいこと」を整理し、優先順位をつける>

 

・リフォームを成功させるコツは、自分が何に困っていて、何を実現したいのかを明確にし、絶対にゆずれないラインを決め、実現したいことの優先順位をつけるようにすることです。

・思いもかけない追加工事などで予算をオーバーしそうなときは、優先順位の低いものから諦めるか、グレードを下げるなどして対処する。

・既存のキッチンで「気に入っているところ」をリフォームの際に残すことも忘れずに。

・カタログやショールーム、チラシや広告など、なるべく多くのメディアで情報収集をし、価格の相場を知っておきましょう。

 

注意点 <調理台やカウンターの高さ、キッチンの使用感を確かめておく>

 

・調理台やカウンターの高さは、低すぎても高すぎても体の負担になってしまいます。キッチンの高さ=(最も調理する人の) 身長÷2+5cm(160cmの場合は160÷2+5=85cm)が目安。

・ショールームで実際の高さや使用感を確かめておくと良いでしょう。(スリッパなど、低い履物をはいて高さを確認)

・収納スペースはたくさんあったほうが便利ですが、設置する場所は使いやすい所を選ぶようにしましょう。(一番使うものは目から腰の高さの範囲に置く。しまったものが一目瞭然でわかる収納を心がける。)

 

注意点 <何をどのようにリフォームするのか、業者と一緒にキッチンの箇所を見ながら確認>

 

・見積り書や契約書の書類だけでは内容がわかりにくい場合もあります。お互いに認識の違いがないようしっかり確認をするようにしましょう。

キッチンリフォームで注意しておかなければいけないことを事前に知っていれば、失敗を防ぐことが可能になります。

リフォーム後の生活をよく想像し、間取り、配置、動線、必要なものかどうかなどを考えるようにしましょう。

 

 

・リフォームで何を実現したいのかを明確にし、優先順位をつける。

・キッチンの高さや使用感を、ショールームなどで実際に確認しておく。

・業者と認識の違いがないよう、キッチンを見ながら一緒にリフォーム内容を確認する。

2018-05-11

洗面台のリフォーム費用相場の目安はいくら?

洗面台リフォームの相場は、大きく「15万円未満」「15万円以上20万円未満」「20万円以上」の3つに分けることができます。

洗面台の交換は、安い物を選べば10万円程度から可能ですが、この予算ですと、横幅は75cm以下(50cm、60cm、65cm、75cmなど)の物に限定され、デザインの種類も限られてしまいます。

そこで、全体としては、デザインの種類が豊富で、シリーズによっては幅が90cmのタイプもそろっている15万円以上20万円未満の価格帯の物を選ぶ人が非常に多くなっています。 一方、もう少し予算があれば、幅90cm以上の物や、品質の高い人工大理石製のカウンターも選ぶことができます。

なお、洗面化粧台は、洗面ボウル、鏡、電気、収納などが一体化した商品なので、位置を移動させる場合や新設する場合には、別途電気の配線工事や配管工事が必要になります。しかし、すでに入っている洗面化粧台を新しい物に交換するだけの場合は、別途、工事が必要になることはあまりないので、工事自体は約半日で終了することがほとんどです。

また、リフォームの受注から実際に工事が終わるまでの時間ですが、基本的なサイズの洗面化粧台は基本的に受注生産ではなく、メーカーから取り寄せることができるので、工事の日程は職人のスケジュール次第で決まります。商品そのものは、発注してから中2日程度で届くので、契約から1週間後には工事が完了できる場合もあります。ただ、トイレ・風呂を含む全体リフォームなどの場合は、日数が必要になります。

 

洗面台のリフォームを決める理由

洗面台のリフォームは、風呂やキッチンに比べるとやや軽視されがちです。それでも、リフォームを決めたきっかけとして、次のようなものが多く挙げられます。

蛇口の交換

蛇口(水栓)の寿命は平均5~10年といわれており、交換には数万円の費用がかかります。

「だったら洗面所全体をリフォームしよう」と考えたり、2回目の蛇口交換に合わせて「洗面台も古くなっているし、いっしょに交換しよう」と考えたりして、リフォームに踏み切る人が多いです。

洗面台の水漏れ

「洗面台の下から水漏れする」「排水口の周りから水漏れしている」など、水漏れもリフォームを決める要因のひとつとなっています。排水ホースやパッキンの交換で直る場合もありますが、「点検してみたら、あちこち傷んでいるから洗面台も交換しよう」と考える人は多く見られます。

洗面ボウルの割れ、ヒビ

「洗面ボウルの割れやヒビも、リフォームを決める動機になります。

一般的に、洗面ボウルは生産開始から10年くらいでメーカーに在庫がなくなってしまい、交換が難しいため、洗面台ごと交換を考える人が多くなります。

価格帯の違いは何の違い?

先にお話ししたとおり、洗面台のリフォームで特殊な工事が必要になることはほぼないので、リフォーム代金の違いは選んだ商品のグレードとオプションの違いとなります。

グレードによる違いは、洗面台のサイズバリエーション、洗面ボウルの材質、水栓の形状、鏡の形状、デザインによります。それぞれの価格帯別のできること・できないことは、およそ次のようになります。

15万円未満のリフォーム

15万円未満のリフォームでは、おもに幅75cm以下のサイズの洗面台から選ぶことができます。
洗面ボウルは陶器製で、水栓が下から立ち上がっているタイプが一般的です。

5万~10万円クラスの洗面台で、最も安いのは、お湯と水の2つのハンドルがついた昔ながらの水栓、一面鏡、収納は観音開きタイプという物がありますが、12万~13万円前後の物だと、シャワー水栓付きが一般的です。価格は、洗面台のサイズ、鏡のタイプ(一面鏡か三面鏡か)、収納扉のタイプ(観音開きか開き戸か引き出しか)によって変わってきます。

15万円以上20万円未満のリフォーム

15万円以上20万円未満の費用をかけてのリフォームでは、洗面台は60cm(もしくは65cm)、75cm、90cmサイズから選ぶことができ、陶器製の洗面ボウル、シャワー水栓、二面鏡もしくは三面鏡(サイズによって変わる)、使い勝手の良い引き出し式の収納のセットが標準的です。

スペースに余裕がある場合は、収納棚などのオプションをつけることも可能です。

洗面台ボウルの形も、底面が平たく、つけ置き洗いなどがしやすい四角形型が主流で、15万円未満クラスより使い勝手がいいデザインを選ぶことができ、シリーズによっては曇り止めコート付きの鏡もあります。

20万円以上

20万円以上のリフォームでは、90cm、110cm、さらにそれ以上のサイズの大型洗面台にしたり、人工大理石の洗面ボウルを選んだりすることができます。

人工大理石は、陶器に比べると変色に弱いというデメリットはありますが、割れやヒビに強いのが特徴です。また、型枠に流し込んで成形するため、陶器に比べて、デザインの自由度が高くなります。例えば、奥行きをとらずに洗面所を広く使える、正面が平らなデザインも可能になります。

最近では、洗面台を小さくする代わりに、横にカウンターを設けたデザインも人気ですが、これも人工大理石の洗面ボウルが使われています。また、人工大理石のボウルの場合、水洗は壁に設置されていることが多く、掃除がしやすい設計になっているのも特徴です。

なお、スタイリッシュな出来上がりにこだわり、あえて一面鏡にしたり、小さめの洗面ボウルを2つ並べるデザインにしたりすることもできます。全体のデザインによりますが、その場合の費用は40万~50万円程度となることが多くなります。

 

洗面台リフォームは壁紙・床・天井とセットがおすすめ

現在の洗面台は、昔の物よりコンパクトになっているので、床板が今まで使っていた洗面台のギリギリまでしか張られていない場合、リフォームにより仕上がっていない部分の床が見えてしまうことがあります。

また、リフォーム後、「洗面化粧台が新しくきれいになった分、壁紙や床の汚れが気になる…」と感じてしまう人も多いので、洗面台を交換する際は、洗面所の壁紙と床、天井もセットでリフォームするのがおすすめです。その場合、平均で50,000円程度の費用が加わります。

また、洗面台のリフォームは、洗濯機パンや洗濯機用水栓などの消耗品を交換するのにも、最適なタイミングといえます。この場合、洗濯機パンの交換は30,000円~、洗濯機用水栓の費用は10,000円弱ほどかかります。特に洗濯機用水栓は、以前のような普通の蛇口ではなく、万が一ホースが抜けた場合、自動で水がストップする物が主流になっていますので、交換しておくと今後の水漏れ防止の役に立ちます。

2018-04-27

ゴールデンウィーク中に内装工事について考えよう!

内装工事の際に必ず押さえておきたいポイント!

部屋の内装リフォームを行うことは、新しい気持ちで今までの家に住むことができる方法ですよね。

古くて不満があった部屋も、内装リフォームで見違えるように改善する事ができます。ですが、満足のいく結果を得るために内装工事の基礎を理解しておく事が重要になります。

今回は、内装リフォームについて、必ず押さえておきたいポイントをご紹介いたします。

自分の家や部屋の内装をリフォームで失敗したくない人は、ぜひ参考にしてください。

 

内装リフォームとは

内装リフォームについて、基本的な知識からご紹介いたします。基礎知識を頭に入れることは、理想の内装リフォームを実現するために大切になります。

まずは、内装リフォームにはどんな種類があるのでしょうか。内装リフォームと言っても、さまざまな場所のリフォームが存在します。

 

壁紙・クロスの張替え

壁紙・クロスの張替えは、内装リフォームの中でも最も手軽かつ人気があります。

部屋だけでなく、家の中のあらゆる壁紙・クロスのリフォームを行うことで、まるで新築に住んでいるような気分を味わうことができます。なお、壁紙・クロスの内装リフォームは、DIYで行うことにも人気がありますよ。

 

水周りのリフォーム

特に女性に人気が高いのが、水周りのリフォームだと言えます。

水周りとは、キッチン・バス・トイレですね。使いやすいキッチンは、より調理を楽しめるようになります。また、機能的で清潔なバストイレにリフォームすることは、気分だけでなく健康にも良いことでしょう。水周りのリフォームを行うことは、家の使い勝手を大きく向上することに繋がりますね。

 

床のリフォーム

畳から床に変更するリフォームは、相変わらず人気があります。

今は、畳の上の布団で寝るよりも、フローリングにベッドを置いて寝る人の方が多いのではないでしょうか。また、ケガをしたり高齢になったりすると寝起きの動作はベッドの方が比較的楽になります。さらに、洋風のインテリアを楽しみたいとなると畳より床の方が合いますね。長年使って傷や汚れの目立つフローリングを新しくする人も多いですね。

 

子ども部屋のリフォーム

子どもが大きくなったことをきっかけに、内装リフォームをやり直す方もいらっしゃいます。

かわいらしいイメージのクロスからシンプルで大人っぽいクロスに変更したり、汚れや傷の目立つフローリングのやり直し工事をしたりなどですね。子ども部屋は、子どもが楽しく遊ぶことをイメージしていますが、思春期を過ぎて勉強をしたり自分の趣味を楽しんだりするための部屋には、合わなくなるでしょう。

 

雨漏(も)り修理を伴うリフォーム

家が、何らかの原因で雨漏(も)りをしている場合、雨漏(も)り修理と同時に内装リフォームを行う場合もあります。

特に、天井や壁にシミができてしまった場合は、クロスの張替えを行うことになります。部分的に張替えるよりは、イメージチェンジも兼ねて部屋全体をリフォームすることを選ぶ人も少なくありません。

 

内装リフォームを行う目的やメリット

内装リフォームを行う目的やメリットについて、確認しましょう。何のために内装リフォームを行うのか、目的をハッキリしておくことも大切になります。

 

内装リフォームを行う目的

内装リフォームを行う目的は、住んでいて不満に感じる点を修復することです。

例えば、壁紙・クロスの色や素材を変更したり和室を洋室にしたりなどがあります。家を建て直したり引っ越したりするよりも、内装リフォーム工事を行う方が簡単です。実際に、より快適な暮らしを実現することを目的として行う人が多いと言えます。

 

内装リフォームを行うメリット

内装リフォームを行うメリットは、たくさんあります。

・新築のような仕上がりになる

・家の寿命を長くすることができる

・快適に住むことができる

・気分をリフレッシュできる

自分の家をさらに快適にすることが、内装リフォームのメリットと言えます。住みなれた家がもっと快適になって、家にいるのが楽しくなるでしょう。

 

内装の事例をご紹介!

では、内装の事例についてご紹介していきます。

壁紙がはがれてきた

壁紙がはがれてきたことを、内装リフォームのきっかけにする人も少なくありません。

壁紙は、湿気が多い環境だとどうしてもはがれやすくなってしまいます。また、粘着部分の劣化によるめくれもあります。めくれてしまった壁紙は、補修しても再度めくれてしまいがち。修繕よりも、張替えをした方が良いケースもあります。

ドアの調子が悪い

同じ家に長年住んでいると、ドアの開閉がしづらくなってしまったり、異音がするようになったりすることが、気になるものです。

特に、使用回数が多いドアは不具合が出やすいです。ドアの調子が悪いことをきっかけに、自分の好きなイメージのドアにリフォームすることも考えてください。開閉の不満を解消できるほか、気分もリフレッシュする事が可能になりますね。

畳からフローリングへ

和室も良いですが、畳からフローリングに変更したいという要望も根強いものです。

特に若い人の部屋に関しては、フローリングが圧倒的に人気でしょう。また、床をフローリングにするとともに、壁のクロスや天井も洋風のクロスに張替えるなども同時に行うことも多いですね。

部屋の印象をおしゃれにしたい

古い家などで、部屋のデザインが古かったり壁のクロスが日焼けをしていたりする状態から、おしゃれな部屋にしたい人もいます。

部屋の内装を変更し、今風のモダンな印象の部屋にすることも可能になります。個性的なインテリアが映える、シックでモダンな仕上がりも人気です。

部屋のイメージを変更して気分転換を

長年同じ部屋の風景に慣れてしまった人は、気分転換をするためにも、内装リフォームを行うことはとても効果的です。

レトロなイメージを一転して、モダンでシンプルなイメージにすることも可能です。部屋にいる時間が長い人ほど、内装リフォームでのイメージ変更は効果がありますよ。

 

内装リフォームは、とても奥が深いです。どんな風にリフォームしたいのか、明確なイメージを持つことが満足のいく内装にするためには必要になります。

内装リフォームの出来具合は、その後の生活の満足度にも影響します。せっかく内装リフォームを行うのなら、事前準備をしっかり行うようにしましょう。

 

2018-04-13

住まいを“バリアフリー化”させる事で家族が安全で快適に暮らせる家を!

「バリアフリー」とは?

バリアフリーとは、年代に関わらずすべての人が安全に暮らせるよう「障壁=バリア」を取り除くことを意味しています。公共のバリアフリーは、車いすやベビーカーでも使える通路や広いトイレ、目が不自由な人のための点字ブロックなどがあります。近年は、家庭内事故を防ぐ「住宅のバリアフリー化」も進んでいます。幼児が段差につまずいたり、視力が低下し足腰が弱くなった高齢者が浴室で滑って溺れたりと、家庭内における不慮の死亡事故の約50%は「転倒・転落」「溺死」によるものと言われています。

命に関わる事故が住宅内で発生していることはあまり知られていませんが、「転倒・転落」だけでもその数は年間約2600件と、決して少なくありません。家族にとって安全で快適な環境かどうか、家の中をもう一度点検するようにしましょう。

家庭内事故を防ぐために段差のない部屋づくり

ドアや敷居の小さな段差は、車椅子の通行に邪魔になるだけではなく、小さな子どもや妊娠中の女性、高齢者にとっても非常に危険です。狭い歩幅で小さく歩く高齢者は、5ミリのカーペットにもつまずいてしまうこともあります。段差解消は、年齢に関係なく家族全員が安全に暮らすための基本のバリアフリーリフォームです。平地での転倒を減らすためには敷居を作らないなど、小さな段差も無い部屋が理想的です。また、階段での転落事故も大変多いため、段差にノンスリップ材をつけるなどして踏み外しを予防するようにしましょう。

手すりは効果的に設置を

足腰が弱ってくると、手をついて身体を支えながら立ち上がるようになります。階段や浴室、トイレなど、段差がある場所や立ち座りをする場所には、手すりを取り付けておくことも大切です。手すりの活用は、家庭内での転倒や浴槽で滑るのを防ぐことが可能になります。手すりを持てば、万が一階段を踏み外しても、階下まで転げ落ちて頭を強打するといった危険を回避する事ができます。階段の手すりは少し長く作り、階段までのガイドとして使うと安心です。フットライトで足元を照らしたり、浴槽の底に滑り止めマットを敷くのも有効です。

車いすでも安心の住宅に

将来、自分や家族が車いすの生活になることを考え、玄関や廊下、浴室は広めにしておきましょう。車いすは85センチ以上の通路幅と、回転用の空間も必要になります。住宅内のドアは引き戸にリフォームしておくと、車いすや杖をついての開閉がしやすくなります。引き戸は3枚引き戸なら開口幅が広く取れるので、車いすでもスムーズに通り抜けができます。玄関へのアプローチにはスロープが便利です。傾斜は緩やかにして、上り下りが楽になるようにしましょう。

 

他にも床材を滑りにくいフローリングや柔らかいコルク材に変えるなど、バリアフリーリフォームをすることによって家庭内の事故を軽減し、安心して暮らすことができます。将来起こりうる様々な状況に対応できるように、今のうちから準備を整えておくことが大切となります。

 

2018-03-30

【住まいづくりの適齢期】

住まいづくりを始めるのにふさわしい時期はいつなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。住まいづくりを始める方は、20代、30代前半のご婚約中のカップルなど様々です。

 

ご婚約中の方々は、結婚準備のひとつとして、新居を建てるということを考えている方が多いです。まずは住まいを建て、家財道具を揃え、その上で新しい生活をスタートさせようという、上昇気流に乗った自然な考えとも言えます。建築資金は親御さんからの援助を受けて計画されている場合も比較的多いようです。最近、住まいを新築される方の低年齢化を感じますが、これは時限立法された贈与税制度に後押しされているところもあるようです。

 

では、親御さんのありがたい資金援助を受け、いざ住まいづくりの計画が始まるとどうなるでしょう。

まだ一緒に生活をしたことのない二人が、どんな住まいをつくるのかということを話し合い始めると、「えっ、そうなの、知らなかった」「よくわからない」これらの言葉が飛び交い、なかなか話は進んでいきません。お互いの日常生活をよく知り合うことのないまま婚約に至られたためか、始めて聞く話、考えたことの無かった話が多いのです。ある程度はお互いの生活の様子がわかっているという方々も、夫婦としての生活となると話は別ではないか、と迷いが生じるようです。

 

現時点での新しい生活イメージも共有できない状況ですから、10年後、20年後の生活をイメージすることはさらに難しくなります。子どもが一緒の生活となった時に始めて実感できることは沢山ありますし、ご両親が高齢となられた時のことも、若い時には親が老いるということを現実として受け止められず、イメージしづらいこととなっているようです。

 

結婚準備に新居を建てるということは、昔は風習としてあったことなのに、なぜ今はスムーズに進めていくことができないのでしょうか。

かつては生活スタイルや依頼先の選択肢も限られ、住まいとはこういうものだというイメージが、世代を超えて地域で共有されていましたから、住まいを新築するにあたって改めて戸惑うということは少なかったのです。また、子どもの頃から家事を通じて、住まいと生活の結びつきを自然に感じ取ることができていました。

 

しかし現代は性能や生活スタイルの選択肢も拡がり、依頼先も溢れる情報の中から選ぶことができるようになっていますので、あれこれと迷いが先行してしまい、判断がつきにくくなっているのでしょう。家事の経験がないまま成長している場合もあり、自分たちの具体的な生活が現実のこととしてなかなかイメージできないようです。

 

住まいづくりの計画を始めるタイミングとして、ご婚約中では早すぎるということは決してありません。婚約中だからこそ考えられる夢やユニークなアイディアもありますから、考えたことはストックとして大切に保管していただきたいと思います。そして、まずは仮住まいからスタートし、生活しづらさを感じることがあったら、その原因が何であるのかをひとつ一つ見極める事が重要になります。親御さんからの資金援助を受けて建てる場合は、自分の子どもたちにも同じように援助ができるように、資金を積み立てることを始めてみてはいかがでしょう。金銭感覚も住まいづくりには大切な要素です。

 

これらの過程を経て、自分たちにふさわしい住まいのイメージが実感できた時が、「住まいづくりの適齢期」と言えるのかもしれません。

2018-03-12

かしこくリフォーム!

 

今使っている家具などに合わせたリフォームは失敗のもと?!

現在の家具などに合わせたプランだと、導線や採光、全体の調和に何らかの支障が出てしまう可能性があります。

どうしても処分できない調度品は作りつけクローゼットなど家具の中にいれることによって目につかないように。

 

小さなリフォームを繰り返し行うより一度に総合プランでリフォームを!

例えば、今回はキッチンだけをリフォームし、その後にお風呂だけをリフォームなど、

両方の工事にはそれぞれ多種多様な職人さん(大工/電気/ガス/水道/キッチン/内装仕上/コーキング等)が関わることになるので、

結果的にキッチン、お風呂それぞれに対して全ての職人さんの人件費が必要になり割高になってしまいます。

 

10年先、20年先、30年先、、、に目線をむけて!

一般的にお客様は現時点の生活を基準に考えてリフォームプランを決められることが多いです。しかし、今健康でも人間は必ず老いてくるものです。10年後、20年後の生活や人生プランなども考えて、プランを立てましょう。目先にとらわれるとリフォームを繰り返すことになってしまう事になりかねません。

 

リフォームの種類

リフォームには大きく2種類に分けられています。機能的リフォームと装飾的リフォームです。

機能的リフォームは古くなった間取りや機器の交換工事などで、装飾的リフォームはインテリア重視で文字通り装飾し、美しく見せる工事の事です。この二つが相生じると複雑になってしまい、生活しにくいプランに成りがちです。まず譲れない条件を見極める様にしましょう。

 

お金をかしこく

例えばキッチンですが、

オープンキッチン(キッチンがダイニングの一部になっている)の場合はキッチンその物もインテリア家具となるので装飾的なものを選ぶことをお勧めしますが、クローズキッチン(キッチンが独立して一個の部屋になる物)の場合は、外から見えにくい部分を装飾して予算を割くよりも、その予算でキッチン性能を充実させるほうをおすすめします。

 

「妥協できる場所」と「できない場所」を明確に

例えば「キッチンだけは良い物を、他は既製品を安価でコーディネート」のように妥協できる場所、

できない場所によって予算バランスを整えましょう。

 

見えない場所もこだわろう

見えるところ(什器類、クロス、フローリング等)は交換補修が簡単に出来ますが、見えない所(床下配管、換気扇ダクト、電気配線)などは補修が難しいのでリフォームの際にこだわっておきましょう。

電気設備、分電盤など旧一般住宅ではメインブレーカー40A(ELB)が通常ですが、幹線径が可能なら60A(ELB)に交換する事をおすすめします。

 

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